出典:https://news.yahoo.co.jp/
TBSの番組「クレイジージャーニー」の「爬虫類ハンター」でやらせ・仕込みが発覚した件
<2019.10.21追記>
TBSは2019年10月21日に、「クレイジージャーニー」を「打ち切り」とすることを発表しました。
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目次
1.クレイジージャーニーはなぜ爬虫類ハンターでやらせや仕込みをしてしまったのか?
またTBSの番組から残念なニュースが入ってきてしまいました。「クレイジージャーニー」という番組の中で、珍しい爬虫類を海外まで行って捕獲するという「爬虫類ハンター」のコーナーでやらせが発覚したようです。
なぜ、こんな残念なことをやってしまったのでしょうか?実際にお金をかけて海外まで撮影したものを「お蔵入り」させたくはなかったのでしょう。
気持ちは分かりますが、やはり「ウソ」はいけないでしょう。今回の件で、費用・お金以上に大切なものをすべて失ってしまったのではないでしょうか?
ヤラセの詳細ですが、今のところ分かっているのが、8月14日の2時間スペシャルと同日のレギュラー放送の時間帯のもの、そして過去10回放送した中でもあったようです。
捕獲ができなかったときのために、あらかじめ現地の方に頼んで捕獲してあったものを放しておいたようです。
あたかも、その場で発見したような感じで撮影は行われたようです。
また、爬虫類ハンターの加藤英明さんにはその旨はお伝えしていなかったようです。
この件を聞いたら、加藤英明さんもがっかりするのではないでしょうか?本当に残念ですね。
2.爬虫類ハンターこと加藤英明さんについて
爬虫類ハンターこと加藤英明さん
http://shizuokakameken.seesaa.net/
名前:加藤英明
出身:静岡県
生まれ年:1979年
出身大学:静岡大学・岐阜大学大学院
加藤英明さんはかなりメディアにも登場しているので、写真をみて分かる人も多いのではないでしょうか。
加藤英明さんは、カメやトカゲの保全生態学的研究を行いながら、学校や地域社会において環境教育活動を行っているということです。
3.TBS「クレイジージャーニー」番組HPの報告とお詫び全文
クレイジージャーニー番組HPの報告とお詫び全文を貼り付けておきます。「クレイジージャーニー」からのご報告とお詫び
8月14日放送の「クレイジージャーニー」2時間スペシャルと、その日の深夜のレギュラー枠で、爬虫類ハンターがメキシコに生息する珍しい生物を探し捕獲する旅に同行取材する企画を放送しました。
放送で紹介した生物は6種類ですが、このうち4種類は、番組スタッフが現地の取材協力者に依頼し、ロケの前に準備していた生物を使って撮影していたことが放送後の調査でわかりました。
準備していたものを、あたかもその場で発見したかのように描いた今回の手法については、事実に依拠した番組で事実を歪めたことになり、あってはならないものと考えています。
視聴者の皆様、当企画にご出演いただいた加藤英明さん、また、番組にご出演いただいた方々および関係者の方々に深くお詫び申し上げます。
メキシコロケは7月2日から5日にかけて4日間行われました。
現場ロケを担当した番組スタッフは、狙った生物を捜索しても発見できない場合を想定して、あらかじめ狙った生物を準備しておこうと考え、現地の協力者に依頼していました。
そしてロケでは、放送で紹介した6種類のうち4種類について、生息域を捜索したものの発見できなかったことから、事前に準備していた生物を放ち、撮影しました。
メキシコロケで事前に準備した4種類の生物と撮影時の状況は以下の通りです。
1.メキシコサラマンダー 現地協力者が湖で事前に捕獲した個体をネットの籠に入れ、同じ湖に放ちました。
2.アリゲータートカゲ 地面に数センチの穴を掘って、事前に捕獲した個体を放ちました。
3.メキシコドクトカゲ 現地協力者が個体を岩の下に放ちました。
4.ヘルメットイグアナ 取材した大学にお借りし、大学施設内の生息可能性のある場所に放ちました。
この爬虫類ハンター企画について過去にも同様の手法がなかったかどうか調査をすすめております。
過去10回の放送で捕獲した生物のうち、26種類は捜索中に実際に発見し捕獲したものですが、11種類は事前に準備していたものであることが現時点で判明しています。
過去10回の放送分は全て、今回のメキシコロケを担当した番組スタッフとは別のスタッフが担当していました。
このスタッフによりますと、加藤さんには事前に準備していたことをお伝えしていなかったということです。
また番組スタッフは、現地の協力者が個体を捕まえた場所に、ロケ当日か前日に個体を戻してもらうことを依頼し、ロケ本番時その場所で捜索、捕獲していたということです。
今回の事態を私どもは重く受け止め、当番組は調査が完了するまで休止します。
番組を御覧いただいている視聴者の皆様に重ねてお詫び申し上げます。
過去10回の放送で、事前に準備した11種類の生物は以下の通りです。
2017年 2月9日 マダガスカル前半
・ヘサキリクガメ
2017年 2月16日 マダガスカル後半
・ラボードカメレオン
2017年 8月16日 カメルーン(ゴールデンSP)
・ゴライアスガエル
・ニシアフリカコビトワニ
2018年8月8日 キューバ(ゴールデンSP/同日レギュラー枠)
・ヒメボア
・キューバボア
・フトヒゲカメレオンモドキ
2019年2月6日 南アフリカ前半
・アフリカウシガエル
・タマゴヘビ
・パフアダー
2019年2月13日 南アフリカ後半
・ノドジロオオトカゲ
計11種類
引用:TBSクレージージャーニーHP
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4.<2019.10.21更新分>TBS「クレイジージャーニー」HPの番組打ち切りのお知らせ全文
「クレイジージャーニー」の爬虫類ハンター企画で、計15種類の生物を事前に準備し、捕獲シーンを撮影していたことを9月11日に公表しました。
その後も調査を続けてまいりましたが、同様の手法は、それ以外には確認されませんでした。
私どもは、改めて、これらの不適切な手法で視聴者の皆様の信頼を損なったことを重く受け止め、番組の継続は困難と判断し、放送を終了することを決めました。
これまで、番組をご覧頂いた視聴者の皆様、番組に出演して下さった方々、取材に協力して下さった方々、関係者の方々に、重ねて深くお詫び申し上げます。
引用:クレイジージャーニーHP
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おわりに
今回は、クレージージャーニーのやらせについて追いかけてきました。本当に残念なことですね。番組も休止になってしまうようです。
私個人的には、たとえ珍しい爬虫類を捕獲することが出来なくてもいいのかな、と思いますが、番組を提供する方はそうもいかないようですね。
何が本当で何がウソなのか、もう分からないですね。爬虫類ハンターの加藤英明さんも風評被害になってしまわないでしょうか?
このようなことが今後起こらないよう願っています。
今日も最後までご覧いただきましてありがとうございます。
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