「滋賀ふるさと観光大使」の西川貴教さんが、7月1日の「びわ湖の日」に琵琶湖の固有種である「ニゴロブナ」の稚魚を寄付しました。
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目次
1.西川貴教さんが琵琶湖固有種の「ニゴロブナ」の稚魚を寄付!
2019年7月1日、「びわ湖の日」である当日に、ミュージシャンであり「滋賀ふるさと観光大使」の西川貴教さんが、滋賀県守山市の漁港を訪れ、「びわ湖の環境をこれからも守ってください」とあいさつしたあと、琵琶湖の固有種である「ニゴロブナ」の稚魚約40万匹を滋賀県漁業協同組合連合会に寄付しました。
上の写真は、その時に「ニゴロブナ」の稚魚がおよそ200匹が入ったバケツを組合の代表に手渡した時のものです。
また、西川貴教さんが寄付する「ニゴロブナ」の稚魚はおよそ40万匹にのぼるということです。
この「ニゴロブナ」は、滋賀の伝統料理、「ふなずし」の材料としても使われていて西川貴教さんも子供のころからこのフナを釣って「ふなずし」にして食べていたということです。
2.なぜ7月1日は「びわ湖の日」なのか?
なぜ「びわ湖の日」が7月1日なのでしょうか?これも気になるところですね。確認していきましょう。まず、琵琶湖の富栄養化の原因となる窒素やりんの排出規制などを定めた「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」と難しい言い方が正式名称ですが、俗にいう「琵琶湖条例」が施行されたのが、1980年7月1日でした。
そして、「びわ湖の日」はその「琵琶湖条例」が制定されてから1周年を記念して定められたということです。
古い映像などで見たことがあるかもしれませんが、その当時、高度経済成長のころは、現在と違って環境のことなど考える認識がなかった時代でした。
河川や海などの自然は、有害物質で破壊されかけていました。琵琶湖も例にもれず、合成洗剤を含む排水による富栄養化が原因で赤潮が生まれ、水道水から異臭がしたり、アユやコイが死ぬなどの被害が発生していました。
そんな中での、条例の施行でした。徐々にみんなが環境への意識をし始めたころのお話になりますね。
ただ、そんなに歴史のある「びわ湖の日」ですが、まだまだ知名度が低く、滋賀県民でもおよそ3分の1の方にはまだ「びわ湖の日」は知られていないということでした。
今では、官民一体になってさまざまなイベントも繰り広げられているとのことです。滋賀県の目標では、最終的には7月1日を県の祭日にすることのようです。
3.西川貴教さんが寄付した稚魚の購入資金はどこから捻出されるのか?
さて、西川貴教さんが寄付した稚魚の購入資金はどこから捻出されるのか?これも気になるところですね。確認していきましょう。実は、購入資金の出どころは、西川貴教さんが主催の「イナズマロックフェス」でのチャリティーオークションの売り上げから捻出されているとのことです。
これって素晴らしいお金の循環にもなっていますね。
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まとめ
今回は、ミュージシャンの西川貴教さんが琵琶湖の固有種である「ニゴロブナ」の稚魚を寄付したことと、「びわ湖の日」についてちょっと調べていきました。昔は環境のことなど二の次でしたが、現代ではそんなことはできません。環境が第一ですよね。
この、「びわ湖の日」を迎えるたびに、環境の大切さや感謝を忘れないようにする良い機会になっているのではないでしょうか?
そして、西川貴教さんのミュージシャンとしての活動と環境とお金の流れも素晴らしい流れになっていますね♪
今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
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